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ふるさと納税の制度が、2026年10月から変わります。
今年もう一段、条件が厳しくなる方向です。いまの条件で申し込めるのは、9月30日まで。
10月以降は、返礼品の量が減るか、同じ返礼品に必要な寄付額が上がる可能性が高いからです。
この記事では、何がどう変わるのかを整理したあと、「もらって嬉しい」ではなく「家計が浮く」で選んだ返礼品を7つ紹介します。
- 2026年10月から何が変わるのか(3つあります)
- なぜ9月中に終わらせたほうがいいのか
- 本気でおすすめできる返礼品7選
- 返礼品を選ぶときの優先順位
2026年10月、何が変わるのか
2026年2月20日、政府はふるさと納税の制度改正案を閣議決定しました。
変わるのは、自治体が「募集にかけていいお金」の上限です。

いまは、寄付額の50%まで使えます。返礼品の代金、送料、事務手数料、ポータルサイトへの手数料。これらを全部あわせて5割までというルールです。
これが、こう下がっていきます。
| 時期 | 経費の上限 | 自治体に残る割合 |
|---|---|---|
| いま | 50% | 50% |
| 2026年10月〜 | 47.5% | 52.5% |
| 2027年10月〜 | 45% | 55% |
| 2028年10月〜 | 42.5% | 57.5% |
| 2029年10月〜 | 40% | 60% |
※2026年2月20日 閣議決定。2029年に40%未満とすることが決まっており、中間年は毎年2.5ポイントずつの引き下げとなる見込みです。
返礼品そのものの上限(3割)は変わりません
ここは正確に書いておきます。
返礼品の調達費が寄付額の3割以下、というルールは変わりません。変わるのは、送料や事務費まで含めた「全体の枠」です。
ではなぜ返礼品に影響が出るのか。
枠が50%から47.5%に縮んでも、送料や決済手数料は簡単には下げられないからです。自治体が削れるところは限られています。
結果として、こうなります。
- 返礼品の内容量を減らす(お米10kg → 8kgなど)
- 同じ内容量で寄付額を上げる
- 採算が合わない返礼品を取り扱いやめる
実際、2023年10月に同じような改正があったとき、多くの自治体でこれが起きました。9月に駆け込みが集中し、10月に内容量が減った返礼品が続出したんです。
変更は、これだけではありません

2025年10月|ポイント付与が禁止に(実施ずみ)
ご存じの方も多いと思いますが、ポータルサイト独自のポイント還元は、すでに禁止されています。
以前は「寄付額の何%かポイントで戻ってくる」というキャンペーンがありましたが、いまはありません。
2027年〜|控除額に上限がつきます
そしてもうひとつ。住民税の特例控除に、193万円という上限が設けられます(2027年から)。
これは高所得の方に影響する変更です。ほとんどの方には関係ありませんが、年収が高く、毎年大きな金額を寄付している方は確認しておいてください。
結論|9月30日までに、終わらせてください
整理すると、こうです。
気になっている返礼品があるなら、9月中に申し込んでおくのが確実です。
ちなみに、ある調査では今年ふるさと納税をする人の約68%が「9月末までに終わらせる」と答えていました。
つまり、9月後半は注文が集中します。人気の返礼品は品切れになるので、動くなら早いほうがいいです。
使うサイトは、楽天ふるさと納税がおすすめです
ふるさと納税のサイトはいくつもありますが、私は楽天ふるさと納税を使っています。
理由は3つです。
- 楽天ポイントがたまる(買い物と同じ扱いなので、通常ポイントが付きます)
- 操作が買い物と同じ(普段の楽天市場と画面が変わりません)
- レビューが多い(実際に届いた人の感想が読めます)
制度改正でポータルサイト独自のポイント付与は禁止されましたが、楽天市場の通常のポイントは対象外です。買い物としてのポイントは、これまでどおり付きます。
楽天経済圏をまだ使っていない方は、楽天経済圏の始め方もあわせてどうぞ。
何を選ぶと、いちばん効くか
返礼品を紹介する前に、選び方の話をさせてください。ここを間違えると、お得さが半減します。

高級和牛やカニは嬉しいですが、もらわなければ買わなかったものです。家計は1円も浮きません。
一方、お米やトイレットペーパーは必ず買うものです。これが返礼品で届けば、その分の出費がまるまる浮きます。
優先順位はこうです。
- お米……毎日食べる。必ず買う。しかも値上がりが続いている
- 日用品(紙類)……腐らない。置いておける
- 常温保存できる食品……冷凍庫を圧迫しない
- 冷凍のおかず……便利だが、冷凍庫の空きを先に確認
この順番で選ぶと、家計への効きがいちばん大きくなります。
本気でおすすめできる返礼品7選
ここからは、いまの優先順位で選んだ7つを紹介します。
①トイレットペーパー(岩手県一関市)
選ぶときのポイントは「2倍巻」であることです。
普通のトイレットペーパーは、正直スカスカです。あっという間に芯になります。2倍巻なら交換の回数が半分になりますし、収納場所も半分で済みます。
紙類は腐りません。置く場所さえあれば、失敗のしようがない返礼品です。
②ティッシュペーパー(大阪府泉佐野市)
こちらはソフトパックタイプです。箱がないぶん、収納がとても楽になります。
箱ティッシュは意外とかさばるので、まとめ買いすると置き場所に困ります。ソフトパックなら同じ枚数でも半分以下のスペースで済みます。
スーパーやドラッグストアの特売と比べても、実質2,000円の負担でこの量が届くのはかなりお得です。
③お米(福岡県赤村)
正直に言います。お米は、ふるさと納税の中で頭ひとつ抜けてお得です。
理由は単純で、必ず食べるからです。そして、この2年ほどお米の値段はずっと上がっています。
迷ったら、まずお米にしてください。他の返礼品と違って「もらったけど使わなかった」が絶対に起きません。
この返礼品は内容量と出荷時期が選べるのがいいところです。一度に20kg届いても置き場所に困るので、分けて届くように設定すると使いやすくなります。
「訳あり」「複数原料米」と書かれているものは、ブランド米ではなくブレンド米です。そのぶん量が多く単価が安いので、日常使いには向いています。品種にこだわりがある方は、単一原料米を選んでください。
④ほぐし明太子(北海道鹿部町)
明太子は返礼品として人気ですが、私がすすめたいのは「ほぐし」タイプです。
理由は、皮がないこと。
普通の明太子は皮から出す手間があって、地味に面倒です。ほぐしなら、そのままご飯にのせられます。おにぎりの具にもしやすい。
しかも同じ金額で比べると、ほぐしのほうが圧倒的に量が多いです。見た目の高級感はありませんが、毎日食べるものとしては、こちらのほうが合理的です。
300gずつの小分けなので、使う分だけ解凍できます。
⑤ハンバーグ(茨城県常総市)
ハンバーグの返礼品は、福岡県飯塚市のものを紹介している方が多いです。有名なので、見たことがある方もいると思います。
ただ、私はこちらをすすめます。
味はほとんど変わらないのに、こちらのほうが安いからです。同じような内容で寄付額が違うなら、安いほうを選ばない理由がありません。
個包装で湯せんするだけなので、疲れて何も作りたくない日の保険になります。外食を1回減らせれば、それだけで元が取れます。
⑥ツナ缶(静岡県焼津市)
これは地味ですが、かなり優秀な返礼品です。
いちばんの利点は常温で保存できること。冷凍庫を1ミリも使いません。
そして賞味期限が3年ほどあります。すぐに食べきる必要がないので、棚に置いておけばいいだけです。
これはそのまま防災の備蓄にもなります。缶詰は、災害時にいちばん頼りになる食料のひとつです。普段使いしながら備蓄もできるというのは、なかなかありません。
⑦ドリップコーヒー(兵庫県淡路市)
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【ふるさと納税】ドリップバッグコーヒー 淡路島アソートセット 6種 120袋 飲み比べ ドリップバッグ コーヒー ドリップコーヒーファクトリー 珈琲 ドリップパック 価格:12000円 |
毎日コーヒーを飲む方には、これがおすすめです。
120袋入っているので、1日1杯なら4ヶ月分。6種類の飲み比べになっているので、飽きません。
こちらも常温保存です。冷凍庫を使わない返礼品は、それだけで扱いやすくなります。
少し値上がりしましたが、それでもまだお得だと思っています。コンビニで毎日コーヒーを買っている方なら、その習慣をこれに置き換えるだけで確実に節約になります。
9月中にやること、3つだけ

STEP 1|上限額を調べる(1分)
これだけは、絶対に先にやってください。
ふるさと納税で自己負担が2,000円で済むのは、上限額の範囲内だけです。超えた分は、ただの寄付になります。戻ってきません。
年収と家族構成を入れるだけで、各サイトのシミュレーターが1分で計算してくれます。
STEP 2|返礼品を申し込む(15分)
先ほどの優先順位のとおり、お米と日用品から選んでください。
上限額を超えないように、合計金額を見ながら申し込みます。
STEP 3|ワンストップ特例を出す(10分)
確定申告をしない会社員の方は、ワンストップ特例が使えます。
- 寄付先が年間5自治体以内であること
- 申請書を翌年1月10日必着で自治体に送ること
この2つを満たせば、確定申告なしで控除が受けられます。申請を忘れると、控除されません。ここだけは注意してください。
制度の詳しい仕組みはふるさと納税 完全ガイドにまとめています。
正直な注意点
1. 節税ではありません
よく誤解されますが、ふるさと納税は税金が安くなる制度ではありません。
来年払う住民税を、今年前払いしているだけです。払う総額は変わりません。
お得なのは「返礼品がもらえる」という一点です。とはいえ、2,000円で数万円分の品が届くので、十分すぎるお得さではあります。
2. 上限を超えたら、ただの寄付です
繰り返しますが、ここがいちばんの失敗ポイントです。
「まだ買えるかも」と追加した分が上限を超えていたら、その金額は全額自己負担になります。必ず先に上限を調べてください。
3. 冷凍庫の空きを確認してから
これは実務的な話ですが、意外と大事です。
冷凍の返礼品を複数申し込むと、届いた日に冷凍庫が破綻します。発送時期を選べる返礼品は、必ず分散させてください。
4. この記事の情報は2026年8月時点のものです
返礼品の内容・寄付額・在庫は変わります。制度も改正されます。申し込む前に、必ず最新の情報をご確認ください。
たこ先生の、正直な話
ふるさと納税を始めたころ、私は完全に間違った選び方をしていました。
カニとか、和牛とか、いくらとか。
届いたときは嬉しいんです。家族も喜びます。「ふるさと納税やってよかった」と思います。
でも、年間の家計簿を見返して気づきました。
食費が、1円も減っていませんでした。
当たり前です。カニは、もらわなければ買わなかったものだからです。嬉しい体験は増えましたが、お金は浮いていなかったんですね。
翌年から、お米と日用品に切り替えました。
正直、届いてもまったく感動はありません。トイレットペーパーが届いて喜ぶ人はいないと思います。
でも、その年から食費と日用品費が確実に減りました。
同じ2,000円の負担でも、「嬉しい」に使うか「浮かせる」に使うかで、1年後の家計はまったく違います。
もちろん、ごちそうを楽しむのも立派な使い方です。ただ、家計を良くしたいなら、順番があるという話です。
まとめ|9月30日までに、動いてください
- 2026年10月から、経費の上限が50%→47.5%に。以後、毎年下がる
- 返礼品の内容量が減るか、寄付額が上がる可能性が高い
- だから9月中に申し込むのが確実
- 選ぶならお米 → 日用品 → 常温食品の順
- 上限額を先に調べる。ここを飛ばすと損をします
今日やることは、ひとつだけです。
上限額のシミュレーターに、年収を入れてみてください。1分で終わります。
金額がわかれば、あとは選ぶだけです。
※記事内の返礼品の内容・寄付額・在庫状況は2026年8月時点のものです。最新の情報は各返礼品のページでご確認ください。制度の内容についても、総務省および各自治体の公式情報をご確認ください。



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