9月にやるお金のこと5つ|11年ぶりの5連休と、10月からの変更に備える

節約術

9月に入りました。

この月は、家計にとって「日付が決まっていること」が多い月です。しかも今年は、少し特別です。

9月19日から23日まで、5連休があります。11年ぶりです。

そして10月1日から、いくつかの制度と価格が変わります。つまり9月は、動くなら今のうち、という月です。

やることを整理したら、5つだけでした。全部あわせても、そんなに時間はかかりません。

この記事でわかること

  • 9月に日付が決まっていること(カレンダーに書くだけ)
  • 11年ぶりの5連休との付き合い方
  • 10月から何が変わるのか
  • そして、お金を使っていいところの話

まず、9月のカレンダーを押さえます

2026年9月の家計カレンダー 9月1日防災の日 19-23日5連休 30日までふるさと納税 10月1日から値上げ
日付 できごと やること
9月1日 防災の日 備蓄の期限を1回だけ見る
9月19日〜23日 5連休(11年ぶり) 先に予算を決める
9月30日まで ふるさと納税 10月から条件が変わります
10月1日から 値上げ・制度変更 9月のうちに備える

この4つを、今日カレンダーに書き込むだけで、9月の家計はほぼ決まります。

① 9月1日は防災の日。備蓄を1回だけ見る

今日です。

やることはひとつだけにしましょう。押し入れの防災用品を出して、賞味期限と使用期限を見る。それだけです。

期限が切れていたら、切れているものだけ買い替えます。ここで「防災グッズを一式そろえよう」と思うと、たいてい何も進みません。

ちなみに、ふるさと納税と相性がいいです

ツナ缶や水などの常温で長持ちするものは、普段使いしながら備蓄にもなります。「置いておくだけ」にならないのがいいところです。

② 11年ぶりの5連休。予算を先に決める

2026年9月19日から23日の5連休 予算の決め方4ステップ

今年のシルバーウィークは、9月19日(土)から23日(水)までの5連休です。

  • 9月21日(月)……敬老の日
  • 9月22日(火)……国民の休日
  • 9月23日(水)……秋分の日

祝日にはさまれた9月22日が「国民の休日」になるため、5日つながります。これは2015年以来、11年ぶりです。

だから、混みますし、高くなります

11年ぶりとなれば、動く人は多いです。宿も交通も、直前になるほど高くなります。

もし出かける予定があるなら、今週中に予約してしまうのが一番安く済みます。迷っている時間が、そのまま値上がりになります。

予算の決め方は、4つの順番で

  1. 上限を先に決める……「3万円まで」と決めてから、中身を考えます。逆にすると必ず超えます
  2. 早めに予約する……直前は高い。これは毎回そうです
  3. 使う日と使わない日を分ける……5日ぜんぶ出かけない。1日は家で休む日にする
  4. 特別費から出す……毎月の生活費とは別の財布にしておく

4番目が特に大事です。連休の出費を毎月の生活費から出すと、その月の家計は必ず崩れます。最初から「特別な支出」として分けておけば、崩れません。

この考え方は特別費の作り方にまとめています。車検や帰省と同じ扱いです。

敬老の日があります

連休の中日は敬老の日です。

ご実家に帰る方は、ついでにひとつだけ話しておくといいことがあります。お金の置き場所です。

元気なうちに聞いておかないと、あとで本当に困ります。重い話にする必要はありません。親とお金の話をするときのコツに書きました。

③ ふるさと納税は、9月中に

これは期限があります。

2026年10月から、自治体が返礼品や送料に使えるお金の上限が、50%から47.5%に下がります。そして以後、毎年10月に2.5ポイントずつ下がっていきます。

返礼品そのものの上限(3割)は変わりません。ただ、送料や手数料が削れない以上、返礼品の量が減るか、必要な寄付額が上がる可能性が高いです。

気になっている返礼品があるなら、9月中に申し込んでおくのが確実です。

もらってよかったものと選び方はこちらの記事にまとめました。お米と日用品から選ぶのが、いちばん家計に効きます。

④ 10月からの値上げに備える

9月は、食品の値上げが4,531品目。年内でいちばん多い月です。

そして10月も続きます。秋は新商品への切り替え時期なので、価格改定が集中します。

ただ、ここで言いたいのは「安いものを探しましょう」ではありません。

値上げに、買い物の工夫で追いつくのは無理があります。

4,531品目が上がるとき、1品ずつ安いものを探す労力は膨大です。効くのは固定費のほうです。

スマホを見直せば月3,000円。これは一度やれば、毎月ずっと効きます。値上げの記事はこちらに、固定費の見直しはこちらにまとめています。

⑤ そして、使うところには使う

削っていいものと使っていいものの分け方 サブスクや惰性の固定費と、旅行や健康や学び

ここまで「期限」と「備え」の話をしてきました。最後は、少し違う話をさせてください。

節約の記事を書いていると、「使うな」と言っているように読まれることがあります。でも、そうではありません。

削っていいものと、使っていいものは、はっきり分かれています。

削っていいもの 使っていいもの
使っていないサブスク 旅行・家族との時間
惰性で続いている固定費 長く使う家具や道具
なんとなくの外食 健康・歯の治療
安いから買うまとめ買い 学ぶこと・本
つきあいの飲み会 会いたい人に会うこと

左を削るから、右に使えます。

全部を我慢する節約は、続きません。そして続かない節約は、結局なにも変えません。

たこ先生の、正直な話

私は、旅行にはお金をかけます。必要なものにも、迷わず出します。

節約の記事を書いている人間が言うことではないかもしれません。でも、これは本音です。

理由があります。

旅行には、行ける時期があるからです。

子どもが小さいうちにしか行けない旅行があります。親が元気なうちにしか、一緒に行けない場所があります。

お金は、あとからでも作れます。でも、その時期は戻ってきません。

10万円をケチって行かなかった旅行と、10万円使って行った旅行。10年後に残っているのは、たぶん後者です。前者は、お金が残っているかどうかも怪しい。たいてい別のことに、なんとなく消えています。

だから私は、こう考えるようにしています。

節約は、使いたいところで気持ちよく使うためにやるものだと。

サブスクを解約するのも、固定費を見直すのも、それ自体が目的ではありません。削った分を、価値のあるところに回すためです。

もし今月、5連休で少し大きな出費があるなら、それでいいと思います。先に予算を決めて、その範囲で気持ちよく使ってください。罪悪感を持ちながら使うのが、いちばんもったいない使い方です。

まとめ|9月にやること5つ

  • 9月1日……防災用品の期限を1回だけ見る
  • 今週中……5連休の予算を決めて、予約する(11年ぶりなので早いほど安い)
  • 9月30日まで……ふるさと納税を終わらせる(10月から条件が変わります)
  • 今月中……固定費をひとつだけ見直す(値上げには固定費で対抗)
  • いつでも……削るところと使うところを、分けて決めておく

今日やることは、ひとつだけです。

カレンダーに「9/30 ふるさと納税」と書いてください。それだけで、忘れて損をすることがなくなります。

そして5連休は、楽しんでください。そのために、ほかを整えているのですから。

※記載の日付・品目数・制度内容は2026年8月時点の情報です。制度は変わることがありますので、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

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