【SBIか楽天か】証券口座おすすめランキング2026年版|決め手は「いま持っているカード」です

証券口座おすすめランキング 決め手はいま持ってるカード SBI証券か楽天証券か 投資・資産運用

NISAを始めようと思って最初にぶつかる壁が、これです。

「で、どの証券会社で口座を作ればいいの?」

比較サイトを見ると10社くらい並んでいて、手数料がどうの、取扱本数がどうのと書いてある。読み終わるころには、もっと分からなくなっている。

——なので、先に結論だけ書きます。

SBI証券か、楽天証券。この2つのどちらかで大丈夫です。
そして「どちらでも、大差はありません」。

身も蓋もない話ですが、これが本当のところです。ネット証券の上位2社は、手数料も商品ラインナップも、もう横並びと言っていいレベルまで来ています。

だから今日の記事は、「1位はここ!」と煽る記事にはしません。あなたがどちらを選ぶべきかが5分で決まる形にします。

この記事でわかること

  • 証券口座は結局、何で決まるのか(答え:クレカと銀行)
  • SBI証券と楽天証券、あなたはどちらか
  • SBI証券が「分かりにくい」と言われる本当の理由
  • 2026年3月の改定で、SBIの条件が変わった話
  • 3位以下の証券会社を、あえて選ぶ理由があるとしたら
  • やってはいけない口座の作り方

結論|30秒で決まる早見表

あなたはどれ? 選ぶ証券会社
楽天カード・楽天銀行をすでに使っている 楽天証券
三井住友カードを持っている/Vポイントを貯めている SBI証券
とにかく簡単に始めたい/画面で迷いたくない 楽天証券
将来、米国株や単元未満株もやるかも SBI証券
どっちでもいい/決められない 楽天証券(画面が分かりやすいので)
SBI証券と楽天証券どちらを選ぶかの早見表

ご覧のとおり、判断基準は「すでに使っているカードと銀行」です。証券会社そのもののスペックではありません。

なぜ「クレカと銀行」で決まるのか

ここが今日いちばん大事な考え方です。

いまのネット証券は、単体で使うものではなく「カード・銀行・証券」の3点セットで組み上がっています。

役割 SBI証券の陣営 楽天証券の陣営
証券 SBI証券 楽天証券
クレカ 三井住友カード 楽天カード
銀行 住信SBIネット銀行/三井住友銀行 楽天銀行
ポイント Vポイント(他も選択可) 楽天ポイント
証券とクレカと銀行の3点セット SBI陣営と楽天陣営の比較

この3点が揃うと、積立でポイントがつき、銀行と証券の間でお金が自動で動き、預金金利も上がります。バラバラに使うと、この恩恵がまるごと消えます。

つまり選ぶべきは証券会社ではなく——すでに自分がいる陣営なんです。

楽天カードを持っているのにSBI証券を選ぶのは、いちばんもったいない選択です。
逆に、三井住友カードがメインなのに楽天証券を選ぶのも同じです。

第1位(同率)|楽天証券|迷ったらこっち

メリット

  • 画面が、とにかく分かりやすい。これが最大の長所です。初めて投資をする人が、途中で挫折しにくい
  • 楽天カードでクレカ積立ができ、楽天ポイントで投資信託が買える
  • 楽天銀行と連携(マネーブリッジ)すると、普通預金の金利が優遇され、入出金も自動化されます
  • 日経新聞の記事が読めるサービスが付いてくる
  • 楽天経済圏を使っているなら、ポイントの行き先が全部つながります

正直なデメリット

  • 楽天は特典の改定が多い。ポイント還元の条件は、ここ数年で何度も変わっています
  • クレカ積立の還元率は、カードのランクで決まります(楽天カードの選び方で計算しました)
  • 楽天経済圏を使っていない人にとっては、ポイントの使い道が限られます
こんな人に:楽天カード・楽天銀行を持っている人/投資が初めてで、画面で迷いたくない人/決められない人

第1位(同率)|SBI証券|ネット証券の総合力No.1、ただし

メリット

  • 商品ラインナップが最も広い。投資信託はもちろん、米国株・単元未満株(1株から買える)・IPOまで、やりたくなったことがだいたいできます
  • クレカ積立は三井住友カードで、カードのランクが上がるほど還元率が上がります
  • 貯まるポイントをVポイント・Ponta・dポイントなどから選べます
  • 住信SBIネット銀行との連携(SBIハイブリッド預金)が非常に強力。銀行に入れたお金が、そのまま証券の買付余力になります

正直なデメリット|ここが「分かりにくい」と言われる理由

SBI証券は、楽天証券に比べて明らかに設定が複雑です。理由は3つあります。

① 銀行の選択肢が2つある

楽天証券なら「楽天銀行」一択ですが、SBIは住信SBIネット銀行三井住友銀行(Olive)のどちらとも組めます。この時点で最初の分岐が発生します。

② クレカ積立の還元率が「前年の利用額」で変わる

楽天はカードの種類だけで還元率が決まりますが、SBIは同じカードでも前年いくら使ったかで還元率が変わります。しかも入会初年度は無条件、2年目から条件が発生するという仕組みです。

③ 2026年3月に、条件が厳しくなりました

2026年3月1日から、クレカ積立の金額が「年間利用額」の集計から除外されました。つまり三井住友カード ゴールド(NL)の「年100万円で年会費永年無料」などを狙う場合、積立とは別に、ふだんの買い物で100万円使う必要があるということです。以前は積立分もカウントされていました。

この3つが重なるので、「調べたけどよく分からなくて、結局始めていない」という人が出ます。ただ、一度設定してしまえば、あとは放置で回ります。明日の記事で、設定手順を1つずつ画像つきで解説します。

こんな人に:三井住友カードを持っている人/将来、米国株や1株投資もやってみたい人/設定を1回がんばれる人

3位以下は?|あえて選ぶ理由があるとしたら

マネックス証券、松井証券、auカブコム証券——どれも真面目な会社で、悪い証券会社ではありません。

ただ、最初の1口座として選ぶ理由は、正直あまりありません。

強いて挙げるなら、こういうケースです。

  • すでにその陣営のカード・ポイントを使っている(例:docomoユーザーでdポイントを集中させたい、auユーザーでPontaに寄せたい)
  • 特定の投資信託や銘柄が、そこにしかない
  • すでに口座を持っていて、増やす必要を感じていない

逆に言えば、「ポイント還元率が今だけ高いから」で選ぶのはおすすめしません。還元率は変わりますが、口座の引っ越しは面倒だからです。

やってはいけない、口座の作り方

① 還元率だけで選ぶ

クレカ積立の還元率は、この2年で各社とも何度も改定されています。いま0.25%高いことより、10年続けられる使いやすさのほうが大事です。積立は数十年やるものですから。

② NISA口座を、両方で作ろうとする

NISA口座は、1人1口座までです。複数の金融機関で同時に持つことはできません(変更は年単位で可能ですが手続きが必要です)。証券の総合口座は複数作れるので混同しがちですが、NISAだけは「どちらか一方」を選ぶ必要があります。ここが今日の記事でいちばん実務的に重要な部分かもしれません。

③ 口座を作って、満足して終わる

いちばん多い失敗がこれです。口座開設はゴールではなくスタートで、積立の設定をして初めて動き出します。開設したその日に、少額でいいので積立設定まで済ませてしまってください。

その前に|順番だけ、間違えないでください

証券口座の話をしておいて何ですが、投資より先にやることがあります。

  1. 生活防衛資金(生活費の3〜6ヶ月分)を、現金で確保する
  2. 固定費を下げて、毎月の余力を作る
  3. そのうえで、余ったお金を積立に回す

順番を飛ばして投資を始めると、値下がりした時期にお金が必要になって、いちばん悪いタイミングで売ることになります。NISAの記事でも書いたとおり、投資で最も効くのは「売らずに済む状態」を先に作ることです。

そして、口座を開いたところで終わりにしないでください。設定をいくつか済ませて、はじめて動き出します。手順はSBI証券の始め方楽天証券の始め方に、それぞれ画面の順番どおりに書きました。

よくある質問

Q. 両方に口座を作ってもいいですか?

総合口座なら両方作れますし、それ自体に費用はかかりません。ただしNISA口座はどちらか一方だけです。「とりあえず両方」は管理が煩雑になるので、まずメインを決めて1つ作ることをおすすめします。

Q. あとから証券会社を変えられますか?

変えられます。NISA口座の金融機関変更は年単位で可能です。ただし手続きに時間がかかり、変更前に買った分はその金融機関に残ります(口座が分かれます)。面倒なので、最初にちゃんと選ぶほうが得です。

Q. 手数料はどちらが安いですか?

ほぼ同じです。主要ネット証券は国内株式の売買手数料が無料化されており、投資信託の購入時手数料もノーロード(無料)が主流です。手数料で選ぶ時代は、もう終わっています。見るべきは信託報酬(保有中のコスト)ですが、これは証券会社ではなく商品側で決まります。

Q. 銀行口座も新しく作らないとダメですか?

必須ではありませんが、作ったほうが圧倒的にラクです。銀行と証券を連携させると、入出金が自動化されて「振込を忘れて積立が失敗する」がなくなります。金利優遇もつきます。詳しい設定は明日の記事で解説します。

たこ先生の、正直な話

私は昔、証券会社を決めるのに3週間かかりました。

比較サイトを10個くらい読んで、手数料を並べて、ポイント還元率を計算して。「これだ」と思っては、別の記事を読んで揺らいで、また最初から。

その3週間で私が得たものは——何もありませんでした。

仮にその間、月3万円を積み立てていたら、投資の判断以前に「3万円が動き出していた」わけです。悩んでいる間は、1円も働いていません。

いま同じことを聞かれたら、こう答えます。「持っているカードの陣営にしてください。5分で決めて、今日設定してください」と。

選択の質より、始めた時期のほうが、たぶん効きます。

まとめ

  • 証券口座はSBI証券か楽天証券。この2つなら、どちらでも大差はありません
  • 決め手はスペックではなく「すでに持っているカードと銀行」。証券・カード・銀行の3点セットで組むもの
  • 楽天カード・楽天銀行があるなら楽天証券/三井住友カードならSBI証券迷ったら楽天証券(画面が分かりやすい)
  • SBIが分かりにくい理由は①銀行の選択肢が2つ ②還元率が前年利用額で変わる ③2026年3月からクレカ積立が年間利用額の集計対象外に——の3つ
  • NISA口座は1人1口座まで。総合口座は両方作れても、NISAはどちらか一方
  • 投資の前に生活防衛資金と固定費。順番を飛ばすと、悪いタイミングで売ることになります

明日は、SBI証券と楽天証券の設定手順を、それぞれ1本ずつ書きます。「どのカードを使い、どの銀行とつなぎ、何を設定すれば完了なのか」——口座を作ったあとに迷わないところまで、一気に片づけましょう。

※本記事は2026年7月時点の情報をもとにした一般的な情報提供であり、特定の金融商品や金融機関への勧誘を目的とするものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。手数料・ポイント還元率・各種条件は改定されることがありますので、口座開設前に必ず各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。

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